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看護師4年目のブログ

4年目看護師として思うこと

年功序列は羨ましい?看護師の給与体制

年功序列をうらやむ韓国を扱った記事を読んだ。日本の大卒社員の初任給は約316万円。それに比べ韓国は約363万円。しかし、主任クラスへ昇進した後、この優劣は逆転する。

主任クラスの平均給与は日本510万円>韓国487万円。その後も年功序列には給与は上がらない。出世するほど割りに合わないと歳をつるにつれ給与への不満は増大する。勤労意欲が低下し、仕事の生産性も下がる。また主任に昇進する時期というのは、所帯持ちが増え、教育費・住居費などの出費も多くなってくる年齢と重なり、さらに給与への不満を増大させる。

日本の年功序列は「上位職につけば役割と責任が重くなる。それに対して確実に保障をすべきだ。」という考えが作った制度である。これは雇用される側にとっても悪い話ではないはずだ。一部の能力の高い人間だけでなく、並やそれ以下の人間にもある程度の生活レベルが保障される。最大多数の最大幸福を実現する方法としては最もよいのではないか。

でもなぜ僕らは年功序列に嫌悪感を示すのだろうか?

Disgust

看護師の給与体系はおそらく韓国企業モデルに類似している。実際に現場では、僕たち若手と同じように夜勤を課せられながら管理業務が追加され、給与もそれほど差のない病棟主任のポジションには誰もなりたがらない。

看護師の給与体系が年功序列に則していたなら、今ほど看護師転職サービスが発達することもなかっただろうか。

そして年功序列の給与がしかれた現場では、仕事のできる若手ナースは仕事のできない先輩ナースを見て「動かないのになんで給料が高いのか」と思うようになる。

年寄りに優しく、若者に厳しい日本の社会システム。まだ若者である自分が嫌悪感を抱くのも仕方ないかもしれない。