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看護師4年目のブログ

4年目看護師として思うこと

タイムリミット

ある雨の休日。その日僕には終わらせなければいけないタスクがあった。ワークショップで使うシナリオの作成だった。

ふと目をやると、洗濯機の前には大量の洗濯物があった。この連日の雨で洗われずに積まれていた。

せっかくの休みだ。近くのカフェにでも行って、ゆっくりコーヒーでも飲みながら仕事をしよう。彼女も休みだし、僕がやらなくても彼女がやってくれるだろう。そう思っていた。

でも僕は思い出した。彼女は昼まで勉強会があるって言っていた。あとはゆっくり家で映画を観たいと言っていたことを。

Timer

僕は洗濯物とノートを持って家を出た。コインランドリーに行き、洗濯機のボタンを押した。

タイマーには30分という時間が表示された。僕は椅子に座りシナリオの原稿を考え始めた。

洗濯が終わる。シナリオ作成も終わっていた。洗濯機のタイマーが、僕に集中力を与えてくれた。

制限時間を設けることで生産性を高めることができるのは色んな本に書かれてある周知の事実だ。

でも僕は多くの場合でそうすることに気乗りしない。何かに追われるのが嫌だからだ。

 

膨大な時間は時に扱いにくく、もっと何かができたのではないかという負の余韻を残すことがある。自由時間に仕事のことを考えたのにも関わらず、そのタスクが終わらないという2重の苦しみを味わうことになる。

 

閉館間際の図書館。始業1時間前の会社のデスク。

制限時間のある所に自ら飛び込むことで何か変わることもある。

仮眠室のない16時間

16 Hours Without A Nap Room 

Working as a freelancer involves taking risks because you have to be responsible for everything you do. Working for a company might be less risky, but it might also make you feel like that is not exactly what you want to do more often.

“I have to do these things although they are not what I want to do. But instead, I get a stable life by belonging to an organization.” Somewhere in my head, I rationalize to myself like this.

I can hear this generation says “it’s the end of lifetime employment” or “you can work anywhere with your laptop” or something like that, proposing those kinds of new work styles. There is tons of information about them posted irresponsibly on the Internet as if they are wonderful things.

I actually can’t help feeling jealous when I read the articles about them.  It’s a completely different world than mine.

個人で働くことはそれなりのリスクが伴う。全て自分の責任になるためだ。組織で働くとリスクは減るかもしれない。でも何か違うと感じることも増えそう。「違うと思うことをしなければならないのは、組織に所属することでの安定と引き換えなんだ」とどこかでこんな言い訳をしている自分がいる。

最近は「終身雇用は終わり」だの「PCがあればどこでも働ける」だの、新しい働き方が提案されている。ネットではそんな働き方が、無責任に大量にアップされる。あたかもそれらが素晴らしいものであるかのように。実際そんな記事を見ると羨ましくてしょうがない。自分とは縁のない世界だ。

People at Work


I am a nurse. To save patients’ lives, I have to work the night shift and I don’t keep my laptop with me while working. So my work style doesn’t fit those.

Who the heck would want to work the night shift? I imagine how wonderful it would feel if I can wake up with the sun every morning. But this duty definitely needs to be done, I know.

Not all the staff can work the night shift. The less of them work the night shift when they get old; they move into managerial positions, work less hours, or quite. It’s also not possible to work at night when they have to look after their young children. So it comes down to that fact that the ones who can work the night shift are the relatively younger nurses.

僕は看護師をしている。患者を死なせないためには夜勤も必要だし、PCを持って仕事をするわけでもない。そのような働き方には当てはまらない。夜勤なんて誰だってしたくないだろう。毎朝太陽と共に起きられたらどれだけ幸せだろうかと思う。でも絶対必要な仕事なんだ。自分でも分かっている。

夜勤ができる人も限られている。年をとると夜勤をする人は減る ー 管理者になる、短時間勤務になる、辞めてしまう。 妊娠すると夜勤は減る。小さい子の育児をしながら夜勤はできない。そうすると夜勤ができるのは比較的若い看護師が多くなる。


I hate to say this ー it would sound like the night-shift nurses are sacrifices. I try not to think about it, but sometimes I can’t help feeling that way. Perhaps hospitals will have to scramble for night-shift nurses, and when there aren’t enough of them, one will have to work more and more, and then only the ones who can hang in there will stay.

The wage setters who don’t work the night shift any more and the ones who make our staffing arrangement, I want you to tell us how you would deal with this problem.

We all know this is not easy to solve. We don’t want to just leave it all to them moaning, “they know nothing about our job.”

To continue with this amazing job as a nurse, now I want to think about the way of working once more that makes younger people want to be a nurse.

こんなことは言いたくない ー 夜勤をしている看護師は捨て駒のようではないか ー これは考えないようにしている。でも時々そう感じてしまう。これからの病院は夜勤ができる看護師の取り合いになる、きっと。足りない時は1人がたくさんの夜勤をすることになる。そうやって頑張れる奴だけ頑張っていく。

夜勤をしなくなって、僕らの給料を決めている人。看護師の人数配置を考えている人。この問題にどう取り組もうと思っているのか教えてほしい。簡単に解決できることじゃないことは僕らも分かっている。「現場のこと何も分かってない」と愚痴って、責任を丸投げなんてしたくない。これからも看護師という素晴らしい仕事が続いていくために。若い世代が看護師になりたいと思える働き方を、今考え直したいと思う。

プロ意識について

Professional Awareness 

Busyness

What do you think about going to a training program on your day off?
Some people think it is a black company (similar to “sweatshops”) if it’s mandatory to work on your day off. Some other think they should because they haven’t studied enough. Is the deference between them just the sense of ‘being forced’ or their ‘professional awareness’?

What is the professional awareness of nurses?

I don’t know. And that’s why I open my study-aid books and attend study sessions to gain knowledge. Also doing the committee work and writing reports, I immerse myself in the feeling that I have worked well. This is how I intentionally put myself into hard work.

休みの日に研修に行くことについてどう思うか。ある人は「休日出勤が義務だなんてブラックだ」と思う。ある人は「自分はまだ勉強が足りないから研修に行くのは当たり前」と思う。この2人の差はただの「させられている感」の違いなのか。それともプロ意識の違いなのか。

看護師のプロ意識とは何なのか。

分からない。分からないから、休みの日に参考書を開き、勉強会に参加し、より知識を得ようとする。病棟の委員会の仕事もやって、報告書を作って仕事をした気分に浸る。こうやってハードワークを好む。

 

Does being professional at work mean being willing to work hard? However, the true professionals don’t even have such a barren argument. They ask themselves what they are required to and how they can reach their goals, and they act to accomplish those; perhaps, it’s just as simple as that.

A person who has aspirations is tough. His point of view is distinguished from all those arguments—whether it is a black company or not—which is widely discussed in Japan. This is a book of such an amazing doctor and I recommend it for nurses too.

プロとして仕事をするということはハードワークを厭わないことなのだろうか。だが本当のプロはそんな不毛な議論をしない。自分に何が求められているのか。どうすれば自分の目標にたどり着くのか。それを常に自分に問いかけ、そのための行動をする。ただそれだけのことだろう。

志を持った人は強い。日本でよく議論されていること ー ブラックかそうでないかなど、そのような考え方とは一線を画す。そんな医師の方の本。看護師にもオススメ。

 

一途一心、命をつなぐ

一途一心、命をつなぐ

 

 

患者さんに「痒い」と言われてから掻きに行くのではなく、「痒いなぁ」と思った時にさっと掻いてあげられる。もっといえば、「そろそろ痒くなりそうだ」という時を見計らって、掻く準備をしている。そこまできたら素晴らしい看護力といえるだろう。 p.194

現場を変えるには、過去の慣例や既得権益のようなものへのこだわりは、一度壊してしまわないといけない。「以前はこんなことしなかった」とか、「そんな大変なことをなぜしなければならないのか」といった考えを持ったままでは、新しいものは何も生み出せない。 患者さんにとって互いに納得できる「よいこと」をする。「結果」を出す。それができない医療人はその場所にとどまるべきではないのだ。p.203

He precisely interprets what nurses are required. I think it is really great. I will engrave these words on my mind, and then go to work.

看護師に求められていることを的確に表現している。ほんとに素晴らしいと思う。この言葉を胸に刻もう。そして仕事に向かおう。